“隈研吾設計”ちょっ蔵広場

概要

ちょっ蔵広場は栃木県高根沢町にある駅前施設。JR宝積寺駅に隣接して建てられ街の案内所や小さな食堂が入居している。既存の蔵と合わせて新たな商業施設として一体的に計画された。

設計

設計は隈研吾。JR宝積寺駅に先立って駅前広場が計画された。県内の隈建築はJR宝積寺駅那珂川町馬頭広重美術館、石の美術館STONE PLAZA、那須歴史探訪館、作新学院大学がある。

建築の特徴

既存の蔵に使われていた大谷石を鉄骨フレームに格子状にはめ込んで外壁としている。石積みというハードな外観を格子状に積んで透過させることで軽快な外観を作り出している。庇の軒裏は外壁面と同じ格子のパターンをパネルで構成し壁面と連続している。

開口部と石のバランスが良い。軒の天井も壁の石積みと同じデザインのパネルを貼り付けている。

大谷石は地元栃木県で採掘される大衆的な石材で栃木県内では多くの民家の蔵や塀などに使用されているのを目にすることができる。石積みは構造上、開口部を設けにくく閉鎖的な作りが大半であるが本建築の工法により大谷石の使い方について新たな可能性を示した作品となっている。

多孔質に積むことで石の持つ硬い表情を和らげる。店舗のノボリは無い方が、、
JR宝積寺駅階段より既存の蔵を回収したイベントスペースを見る。新築の商業施設の正面に位置する。
既存の蔵の一部の壁面。既存の積み方から格子積みへと変化させている。

アクセス

JR宝積寺駅前に位置。宇都宮駅より東北本線で2駅、13分ほど。