隈研吾設計”境町S-gallery”2020年3月完成予定

概要

茨城県境町に美術館「S-gallery」が2020年3月に完成予定。先行して2019年11月に完成予定の「研究開発施設S-Lab」と隣り合って一体的なデザインのもと建築されます。

「S-gallery」は境町にゆかりのある日本画家「粛粲宝(しゅくさんぽう)」の作品などを常設展示する美術館。

建設場所は境町の中心部。既存の「道の駅さかい」や「河岸の駅さかい」の徒歩圏内となります。

境町には既存施設として歴史民俗資料館がありますが、決してアート系とは言えない佇まいのため、美術館としては本施設が初となります。

隈研吾建築都市設計事務所は2019年4月に「道の駅さかい」に併設する「さかい河岸レストラン茶蔵」を設計。話題性もあり連日行列を作っています。

用途の異なるS-Lab(特産品研究開発施設)とS-gallery(美術館)が一体的な場で交わることでどのようなファシリティが出来、どのようなコミュニティが生まれるのでしょうか。

どんな建物ができるのか

設計は隈研吾建築都市設計事務所。S-galleryは114㎡の木造平屋ということで戸建住宅ほどの小規模美術館となります。

隈研吾事務所の美術館と言えば北関東では那珂川町馬頭広重美術館が有名です。地場産の木材をふんだんに使用した初期の木ルーバー建築として有名です。

美術館ではないですが、小規模駅前施設の事例として「高根沢町駅前 ちょっ蔵広場」などが実例としてあります。

那珂川町馬頭広重美術館
栃木県高根沢駅前の「ちょっ蔵広場」。レストランや物販店が入る。大谷石を使った透過性のあるファサードが印象的。
2019年4月にオープン済の道の駅さかい「茶蔵」。

公表されたパースを見ると「ちょっ蔵広場」のフォームに近く、境町の蔵のイメージを持たせたイメージ、でしょうか。完成が楽しみですね。