2020年完成予定”隈研吾設計”境町モンテネグロ会館

概要

茨城県境町の集会所を解体し隈研吾さんが設計する「モンテネグロ会館」を現在建設中。2020年冬頃の完成を目指しています。

旧集会所は1937年に同町を訪れたアルゼンチンのモンテネグロ公使の建設援助により建てられましたが老朽化が進行、駐日大使が訪れたことによって今回建て替えに繋がりました。

建設場所は町内の上小橋で境町の文化村公民館や総合運動場の近くにありますが、民家や田畑といった境町の普遍的な風景の中になります。

どんな建物ができるのか

規模は63㎡の木造平屋ということで小柄な戸建住宅ほどな大きさとなります。旧建物の木材の一部も再活用するなどして継承性にも配慮しています。

境町では隈ブランドを活用した第5弾の施設建設になります。「道の駅さかい」を起点として街への集客性を高めながら、中心部からあえて離れて建設することで、周遊性を高める戦略です。

建設地の状況。周辺は民家が点在する境町の普遍的な景色の中にある。
現在、基礎工事中。周辺には緑も豊富。

前述のとおり、境町では隈建築による街の活性化が進行中です。道の駅さかい「さかい河岸レストラン茶蔵」は2019.4に完成済み。特産品研究開発施設「S-Lab」とシュクサンポウ美術館「S-gallerry」が同時進行中で着々と「隈コレクション」が揃いつつあります。

町という既存の広い美術館の中に、様々な建築物の作品を点在させる街作りはこれまでもありましたが、ここまで同一の建築家の作品を集めてブランド化するという手法は国内でも例を見ないかもしれません。

同町は2020年東京オリンピックのアルゼンチンのホストタウンとしても機能することなっていまし、先日来日して大きな話題となったアルゼンチン出身のフランシスコローマ教皇に町長自ら接見することが実現(ローマ大使館に招待された)し名産の「さしま茶」を献上するなど、積極的な交流やアピールを図っています。