概要
北海道ニセコ町。スノーリゾートを中心とする「ニセコビレッジ」に国内6例目となるリッツ・カールトンブランドホテル「東山ニセコビレッジ リッツ・カールトンリザーブ」が2020年12月15日のオープンしました。ニセコビレッジはマレーシアのYTLホテルズが所有するリゾートエリアでビレッジ内には「ヒルトンニセコビレッジ」や「ザ グリーンリーフニセコ」、「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」など様々なグレードのホテルが点在、スキー場と一体的に主にウインターリゾート客を中心に受け入れています。
ニセコは標高1,308mのニセコアンヌプリの麓にあり、正面に蝦夷富士とも呼ばれる単峰・羊蹄山が構える雄大なランドスケープを持つ世界的リゾート。毎日降り積もるパウダースノーは世界最高レベルの雪質と言われ、世界中から高品位なスキーを愉しめる場として冬季には多くの外国人が集まっています。そのビレッジに新たに誕生したマリオットグループのハイエンドホテルブランド「ザ・リッツ・カールトンリザーブ・ニセコビレッジ」とは。
最高のロケーション
ニセコ町東山にある「ニセコビレッジ」の基幹ホテル「ヒルトンニセコビレッジ」から数百メートルに位置し、2014年に開業した複合施設「ショッピング&ダイニング」からほど近い場所。ヒルトン同様、目の前にリフト駅が整備されることで「スノーフロントホテル」が実現。滞在中は存分にスノーアクテビティが愉しめます。積雪期以外でもニセコの自然は豊かな表情を見せ、ニセコビレッジの持つアクティビティも含め、1年を通して楽しめるリゾートです。
設計・建設
建物の設計・建設は国内最大手ゼネコン「清水建設」が担当。先に完成した分譲レジデンス「ヒノデヒルズニセコビレッジ」の設計・施工も手掛けています。建物の室数は50室、4階建てとして周辺環境に対する影響を極力抑え、自然に対して決して主張することないリッツカールトンらしい建築です。室数を少なくする一方で一室の面積を大きくとり、室内グレードを高くすることで「リッツカールトン 」ブランドとしての品位を保っています。
全室エグゼクティブ仕様の室構成
スタンダードな52㎡には3タイプの室があり、「ニセコリザーブキング」はゲレンデ方向となるニセコアンヌプリビュー、羊蹄リザーブツインと羊蹄リザーブキングはその名のとおり羊蹄山ビューとなり、ベッド構成が異なるラインナップとなっています。スイートは2種類。「東山スイート」は最高階となる4階に位置するニセコアンヌプリビュー、面積160㎡超の大人数向けのスイートとなっています。「羊蹄スイート」は同じく4階に位置する80㎡超の室で羊蹄山ビューとなります。スイートが用意されているものの、スタンダードタイプも他のホテルでみれば実質スイート以上の室仕様と言えるかもしれません。
アクセス・住所
虻田郡ニセコ町字曽我 919-28