軽井沢プリンス・ショッピングプラザ

概要

長野県軽井沢駅南口に広がる西武系列が運営するショッピングモール。軽井沢駅南口に直結し敷地内に約210の専門店を構えます。もともとゴルフ場の敷地であったことから、ゴルフ場の持つ芝や池などの景観条件をなるべく触ることなく建物群を周囲に配置し、ランドスケープを最大限活かした設計となっています。

三井不動産が展開する「アウトレットパーク」、また三菱地所が展開する「プレミアムアウトレット」のように「アウトレット」の看板を掲げている訳ではなく、リゾート型のショッピングモールという位置付け。

設計

全体設計は建築家の池原義郎。プラザ内は増築を繰り返していますが、ほとんどの施設の設計を手掛けています。

池原義郎さんは西武球場を始めとして西武グループの物件を多く手掛けていますが、プリンスホテルやこの軽井沢ショッピングプラザもその一環と言えます。初期の作品に同じく軽井沢で西武が運営する「鬼押出し園」のホールの設計に携わっていることからも、西武グループから重用されていたことが伺えます。

建築の特徴

もともと軽井沢駅南口に広がっていたプリンスホテル系のゴルフ場がこのショッピングプラザの敷地となっています。この敷地を最大限に活用し、2つの自然景観を中心に建物が取り囲むように配置されています。一つは池を中心に広がる「ガーデンモール」、もう一つは樹木を中心に広がる「ツリーモール」です。

店舗は連続感のある十分な長さの片持ち式の庇により広場側へと持ち出され、歩行空間は自然景観とショッピングウインドウの両面を楽しむことができます。

ニューイーストの歩行空間は膜構造の屋根を透過した白い光に満ち溢れていて、また異なった表情を見せてくれます。

ツリーモールと店舗群
南口から西側に広がる「ガーデンモール」
ガーデンモールの夕景。
ツリーモールの中心
プリンス通り側