星野リゾート「偕楽園・歴史館エリア観光魅力向上計画」

茨城県は「平成31年度偕楽園・歴史館エリア観光魅力向上計画策定業務委託」として水戸の観光資源の魅力抽出などをとりまとめる民間事業者として「星野リゾート」を選定しました。

星野リゾートは言わずと知れた国内を主とするラグジュアリーリゾートホテルブランドで、軽井沢「星のや」を起点として、「界」シリーズを全国の観光地に展開しています。

北関東圏内では「界 日光」、「界 河治」、「界 鬼怒川」と栃木の温泉場に集中しています。2016年には「星のや 東京」を都心の一等地に洗練された「和風旅館」としてオープンさせました。

その先行イメージから「星野リゾート」が水戸にホテルがオープン?と勘違いしてまいがちですが、現段階では「水戸の魅力」について民間の視点から分析していこうというのが今回の趣旨です。

水戸には千波湖や偕楽園などの優れた観光資源が点在していますが、偕楽園を代表とする季節銘柄としての集客に偏っており、年間通した観光客の受け入れや周辺などを周遊的に観光できる取り組みや発信が十分ではない、と言えるかもしれません。

一方、交通の面では常磐道に加えて北関東道も整備されました。北関東初の民間空港である茨城空港もしかりで、北関東道との連結もされアクセスが整っている印象です。

JR常磐線も上野から東京、品川へと起点が延長され、特急「ときわ」、「ひたち」に新型車両「E657系」を早々に投入されています。

水戸までのアクセスは整備されているものの、水戸で何ができるかという発信が足りていないのではないか、という自己分析に立った茨城県の取り組みであると評価できると思います。

星野リゾートの分析がどのようなものになるのか楽しみです。