圏央道”坂東PA(パーキングエリア)”2022〜2024年建設、順次供用へ

圏央道”坂東PA(パーキングエリア)”2022〜2024年建設、順次供用へ

2019年6月23日
建築

概要

坂東PAは圏央道(首都圏中央自動車連絡道路)に新たに整備されるパーキングエリア。場所は茨城県内坂東IC(インターチェンジ)から東側にほど近い田園エリアです。圏央道は開通からの歴史が浅く、SAやPAが少ないなか運用されてきました。PA予定地から最寄りのPAまで西は菖蒲PA、東は江戸崎PAでこの間76kmもあり、休憩施設の空白区間の状態が継続しており、早期の開設が切望されていました。

パーキングエリアは「上り・下り」分離型のPAが計画されており、西行き(茨城→埼玉方向)方向のPAには一般道からアクセス可能な「地域利便施設」の設置もされる予定となっています。兼ねてから坂東市で設置が検討されていた「道の駅 坂東」は単独では実現困難とされましたが、本PAに防災拠点や地域利便施設を設けること道の駅の機能の一部を持たせることが期待されています。

高速道路供用施設(駐車・トイレなど)はNEXCO東日本が、地域利便施設など一般道供用エリアは坂東市が主体となって整備を進めることとなり、4車線化を含むPAへのアクセス道路や駐車スペースの工事は既に着工しています。

坂東PA建設予定地。右方向が埼玉方面、左方向が千葉方面。自然が色濃く残るエリアとなっている。

坂東PAには何ができるのか

2020年までに関係機関(国土交通省、茨城県、坂東市、東日本高速道路(株))により検討された「坂東パーキングエリア(仮称)整備方針」などによれば、「上下線分離型のPA」を整備すること、坂東市が「地域利便施設」を整備すること、圏央道の南側に接する「桜の里山」を極力残置しこれを活用した計画とすることがまとめられています。

キャッチコピーを「緑あふれる”まさかどの郷”坂東」として、単なる休憩エリアではなく、地域の特徴を発信していく役割も持たせることにしています。高速道路と一般道のどちらからもアクセス可能な地域利便施設はコンビニエンスストアの設置を主として検討が進めらています。

西側の菖蒲PAは「上下線集約型PA」(上り下りで同じスペースを共有する方式)として、セルフ型のレストランやショップに加えガソリンスタンドがあり、よりSAに近い形態。一方、東の「江戸崎PA」には駐車スペースとトイレ、自販機など最小限の設備となっています。「坂東PA」はコンビニエンスストアを有することで、双方の中間程度の規模となり、合わせて近隣の自然を活かした一体型の整備となる見込みです。

 

周辺の道の駅

併設される「地域利便施設」は高速道路と一般道からアクセスできる「道の駅」のような機能を持つことが期待されていますが、付近のエリアにはいくつかの新たな道の駅や計画中の道の駅があります。

「道の駅さかい」は境町にある利根川沿いの道の駅で、かつて海運で栄えた街の蔵のイメージで作られており、2019年には「レストラン茶蔵」がオープンし話題を集めました。

道の駅さかい "隈研吾レストラン「茶蔵」"

概要 「道の駅さかい」は茨城県境町にある道の駅。利根川沿いにあり古くより海運で栄…
iskaa.net

 

同じく2019年に筑西市にグランドオープンした「道の駅 グランテラス 筑西」は北関東の大動脈である国道50号線沿いに完成した「ハイブリッド道の駅」で、デパ地下のような道の駅として集客しています。

"2019オープン"「道の駅 グランテラス筑西」

概要 道の駅「グランテラス筑西」は茨城県筑西市に2019年7月11日(木)12時…
iskaa.net

 

現在計画中の道の駅として「道の駅 常総(仮称)」があります。坂東PA予定地の一つ東のICである「常総IC」と交差する国道294号沿いに建設計画中。アグリサイエンスバレーと言われる農業と産業をマッチングしたエリアの中心施設となることが期待されています。西の五霞ICの近くである「道の駅ごか」が現在空白区間の穴埋め的な役割を、果たしていますが、同じような役割が期待されます。

"2022年オープン予定"「道の駅 常総(仮称)」アグリサイエンスバレーに誕生する道の駅

概要 道の駅「常総(仮称)」は茨城県常総市に建設中の道の駅。正式名称は未定。20…
iskaa.net