概要
アルカス土浦はJR土浦駅直結の図書館を中心とした複合施設で土浦駅中心部の活性化の核として計画。このような駅前図書館は全国的にも注目を集めている。
設計
設計は組織設計事務所「INA新建築研究所」。施工は「清水建設」
建築の特徴
この図書館の長所を挙げると、駅直結、コーヒーを飲みながら本が読める、駅に停車する電車を眺めながら本が読める、子供向けの本が豊富で幅広い層の幼児に配慮している、学生の勉強スペースが区画されている、wi-fi完備、駅前ながら駐車場完備で2時間無料などなど、、
最近、利用数が県内最高レベルの60万人を突破し目標の1.5倍に達する、というニュースがありましたが実際行ってみるとそれも納得。駐車場無料の上限である2時間があっという間。

土浦は茨城県南では歴史ある土地ながら、つくばや守谷などのTXラインの成長に反比例するかのように駅周辺の衰退が続き、さらに土浦イオンの開業と入れ替わるように駅前の象徴だったイトーヨーカドーも閉店。
土浦は年一回の全国花火大会こそ集客力があるものの固定客の確保が課題でした。
このような中、土浦市では駅前力を高めるべく市役所庁舎をイトーヨーカドー跡地に移転。そして2017年に駅に隣接する形でアルカス土浦をオープンさせました。
また駅ビルを「PLAY atre」としてリニューアル中でサイクリング拠点としての需要の取り込みを図っています。





アクセス、開館時間
開館時間 :10時〜20時(平日)、10時〜18時(土休日)
休館日 :月曜日(第1を除く)、年末年始、特別休館日
駐車場:有り(有料。1時間300円。図書館利用者は2時間まで無料)