りんりんポート概要
茨城県土浦市に2019.3.30にオープンするサイクリング拠点。自転車の街として売り出し中の土浦市が市有地に計画。当初は「土浦港周辺広域交流拠点整備工事」として整備を進めてきましたが、一般公募により「りんりんポート土浦」に決定。2019.3.30にオープンし、当日は記念イベントが実施されました。
JR土浦駅にはプレイアトレ土浦に「りんりんスクエア土浦」が事前オープン済み。「りんりんポート」は車と港を拠点、「りんりんスクエア」は駅が拠点となりこれらが”両輪”となって「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の強化を目指します。
設計
設計はオリエンタルコンサルタンツ。都市計画や土木設計を専門とするコンサルタント。建築というよりは港を中心とした公園施設という主旨からすると同社の得意分野、ということになるでしょう。1階部分に建物としての用途を配置し、屋上を展望や休憩スペースとしています。建物は公園というランドスケープ(景観)の一部と捉えているのでしょう。軒部分を木の縦ルーバーとして1階と屋上部分の境界を曖昧にし、公園との同化を図っています。
外構が完成しないと本施設の完成とは言えませんが建物自体は完成。外構は養生中。芝生が根付いてから全面オープンとなるでしょう。
りんりんポート土浦の中身とは
りんりんポート土浦の中身はどうなるのでしょうか。施設には文字通り自転車を中心としサイクリストの休憩施設や自転車のメンテナンススペース、多目的スペース、シャワー、駐輪場、駐車場などを有します。駅のりんりんスクエアにも同様の用途が整備されていることから、主に車のアクセスにも対応できるよう計画されています。
アクセス、営業時間
開館時間は9:00〜18:00とサイクリストにはありがたい長めの設定。場所は霞ヶ浦ラクスマリーナに隣接し、J:COMフィールド土浦の正面に位置します。JR土浦駅からは自転車、車ともに10分程度。