“2020年(令和2年)春オープン予定 “南足柄市 道の駅 金太郎のふる里

概要

「道の駅  金太郎のふる里」は神奈川県南足柄市に整備中の道の駅。2020年(令和2年)春のオープンを目指しています。

南足柄市は神奈川県の西部に位置し、箱根の外輪山(足柄山、金時山等)の東側に広がる街。道の駅の名称ともなっているように「金太郎」にまつわる伝説が数多く残されている土地柄で「金太郎のふるさと」は町のキャッチフレーズにもなっています。

建設地は東名高速道路「大井松田IC」から県道78号線を南西側の小田原方面に車で10分ほど進んだ場所。もともとの敷地は田や畑が中心の農村エリアでしたが、近年は県道沿いの開発が進んでおり「スターバックスコーヒー」や「デニーズ」などのチェーン店も立ち並ぶ郊外型の商業エリアの側面も持った場での開設になります。

神奈川県は都心に近い首都圏でありながら横浜や箱根、湘南エリアなどを有する全国有数の観光県。特に箱根は南足柄と隣接しているため、どうしても箱根優先の観光スタイルが定着し、交通的に南足柄が埋没してしまいがちな状況でした。

付近には東名高速、小田原厚木道路、西湘バイパスなどの高速や有料道路が早くから整備されていましたが南足柄はその道路線上にないことも観光客が流入しにくい要因でした。

このような中、新たな道の駅を南足柄に開設することで、中継点として観光客の増加につなげ、地域の掘り起こしを図っていく存在になることを目指しています。

また、神奈川県内には道の駅が3ヶ所と意外にも道の駅が少ないという現状があります(箱根峠、山北、清川)。清川は平成27年の開設でしたが既存施設改修による整備でしたので実質的には新規オープンは平成7年の山北まで遡ります。約25年ぶりに神奈川に誕生する新道の駅は期待感に満ちたものになるでしょう。

田畑の中にも郊外型の開発が進みつつあるエリア。大井松田ICと箱根の経由地として期待されてる。
建設地。県道から入った田園風系広がる場所。

南足柄市の名所

南足柄というとまずは「大雄山」。大雄山といっても「山」ではなく「大雄山最乗寺」という山号のあるお寺のことを指します。曹洞宗の名寺として知られており、神奈川では鶴見の総持寺と並んで著名なお寺です。箱根の外輪山にあることからも山を背景とした自然豊かなお寺で近年ではパワースポットとしても注目されています。

南足柄にはアサヒビールの神奈川工場があることでも知られています。工場見学や試飲設備も備えています。

機能とコンテンツ、建築

南足柄の新道の駅としての機能は「防災機能」、「賑わい創出」、「産業振興」といった基本的要件。それからキーワードとして「市民協働・官民連携・地域間連携」。「大井松田IC、南足柄、箱根のゲートウェイとなる施設」が加わります。

道の駅南足柄の指定管理者(運営・管理会社)として熱海の「TTC」が既に選定されています。同社は「漁港の駅TOTOCO 小田原」のプロデュースを手掛けているほか、昨年伊豆に新規オープンしたばかりの「道の駅 伊豆月ヶ瀬」の店舗運営などを手掛けており、地元の食材を活用したメニューを開発・販売するなど南足柄での営業にも期待がかかっています。

並行し市民協働として早くから道の駅の名産となるメニューの開発を進めています。地場の野菜を米粉の生地で巻いた「米粉ロール」、足柄茶を使用した「ダブルシュー」、大雄山のパン店パンデオーロのメロンパンなどの新道の駅での商品化戦略が練られいます。

施設の設計は県内の株式会社岩田幸司設計事務所が担当し、建設は地元の下田組が請け負っています。

オープン予定日は?

今のところ「2021年春」という情報以外に具体的なオープン日は公表されていません。商業・観光施設的側面を持ちますので2021年のGWが一つの目安になると考えられます。6月はさすがに春とは言えないので、目標はGW前。遅くとも5月中、という線ではないかと思いますが詳細が分かり次第、更新していきたいと思います。