茨城県牛久市にある「牛久シャトー」は歴史あるワインの醸造所として知られています。重要文化財となっている本館(岡田時太郎設計)を中心とした歴史的建造物を活かして醸造所、展示施設、レストラン、ショップ等を展開。茨城県南地域では重要な観光施設を担ってきましたが会社(オエノンホールディングス)の都合により、レストランやショップの機能を2018年12月をもって終了する旨が発表されました。
醸造所や蒸留設備を見学してレストランで食事をし、売店やワインセラーで買い物するというコースがなくなり、今後は施設の見学に限定されてしまうようです。
牛久にとっては「稀勢の里」、「牛久大仏」とならんで文字通り横綱級?のコンテンツだっただけに、、、
世界遺産化された富岡製糸場などは観光客が急増(現在は落ち着きつつあるようですが)する一方で、牛久シャトーのような価値がありながらも「ラベル」の違いによって集客能力に大きな格差が生まれてしまうのは残念です、、、