つくばマンション”デュオヒルズセンチュリー”広告の読み方「計画編」

概要

「デュオヒルズつくばセンチュリー(DH つくば)」はつくば市竹園に建築中の14階建のマンション。つくば市内のデュオヒルズシリーズは「竹園」、「吾妻」、「学園都市(並木)」、「エンブレム(吾妻)」に続き5棟目。「竹園西広場公園との一体感ある開発」、「自走式駐車場150%」、「カフェ併設のグランドゲート棟」などをセールスポイントして現在申し込み受付中。「敷地編」に続き「計画編」をお送りします。

全体計画

敷地に対して南西L字で配棟しています。方位や敷地形状、接道、公園方向等を考慮すれば定番のプラン言えます。公道は南東2面となっていますが、東側の「東大通り」は道路の切り開きが出来ないため、実質1面接道となります。一方、北側に遊歩道があり、西側にも公園があるので隣接状況は非常によい土地です。

メインエントランスはつくば駅側となる北西角。サブエントランスは東南側となります。西側の住居棟の1階が共用部で「ワークスタジオ」や「ブックラウンジ」などが配置され、公園の景観を十分活かしたプランニングとなっています。

大型マンションの場合「EV(エレベーター)設置台数」を確認しておく必要があります。図面を見ていくと南(東)棟×1台、南(西)×2台、西×1台で合計4台。(西側は図面上確認できませんでしたが住棟規模から1台としてカウント)229戸に対して4台ですので、1台当たりの戸数は57.5戸/台となります。50戸に1台あれば十分と言われていますので決して少ない数ではないと言えるでしょう。念のため西棟には最低1台あることを確認した方がいいですね。

ベーカリーカフェ「クーロンヌ」を出店

茨城県南を中心に店舗を構える「パン工房クーロンヌ」をマンション別棟となる「グランドゲート棟」内のカフェスペースに出店することが決定。クーロンヌと言えば「パンの街つくば」の中でも名店と言われるパン工房です。とにかく素材にこだわり店内の石窯で焼くスタイルで「ソーセージフランス」や「塩パン」などのヒット作を生み出しています。つくば市内には松の木に店舗(本敷地から車で10分以内)がありますが常に混み合っているパン店です。

つくば市内では松の木以外に「イーアスつくば」のカスミ内にイートインタイプの店舗があります。今回は「ベーカリーカフェ」というコンセプトからすると、ゆとりのあるオープンカフェスタイルの店舗と想定されます。2019年5月には先立って「土浦駅」にオープンする計画もあります。

約230世帯の居住層に加え、竹園・吾妻地区の集客も十分に期待できると思います。なかなかのコンテンツを放り込んできた、という印象で、周辺で普遍化するマンションの中でも一線を画するプランであると思います。一方、静寂感を重視する層や共有持分への負担を意識する方には購買意欲のプラスにはならないのかもしれません。

各室プラン

広告にはDタイプ、Gタイプ、Iタイプの3タイプが代表的な間取りとして掲載されています。いずれも南向きのタイプ。Dタイプがハイエンドモデルで南西角に位置、Gタイプは中間エリアに配置されるタイプ、Iタイプはアルコープを持つタイプです。必要面積で決めていくことでも良いですし、主方向で決めていく方法もあるかと思います。

掲載はありませんが、比較的安価になると考えられる西向きの室タイプは気になります。「敷地編」でも少し触れましたが、公園向きであれば南向きでなくとも室からの眺めはある程度確保できるでしょう。

価格帯

本マンションの販売価格は3,798万円〜5,598万円。占有面積は75.21㎡〜100.98㎡で、室の位置や階数にもよりますが価格はほぼ面積比例すると見てよいでしょう。占有面積で除した面積単価は50.5万円/㎡〜55.4万円/㎡と推定されます。茨城県内の住宅地でも最高値の一つとされている竹園地区で、ゆとりのある共有スペースなどもありながらこの販売単価は割安と見ていいのではないでしょうか。当初の管理費や修繕積立金も決して高い範囲には入りません。

建設業界ではオリンピック前の建設活況などを背景とた慢性的な人手不足に加え、業界の働き方改革を進めつつあることから、建設や資材単価が高値で推移もしくは上昇が続いています。また2019年10月の消費増税に向け駆け込み需要も進行することも無視できません。

現在近隣では「CORISつくば」が建設中です。物色中の方は必ず比較対象として視野に入るでしょう。近隣や沿線の新築マンションとの比較や今後の付近のマンション供給予測などにも注視しつつ、その時点では後悔が無かったと言えるマンション選びができるといいでしょう。